2026.04 — 2026.06

Sales & Customer Report

4月〜6月
店舗分析レポート

ランチ・テイクアウト・物販・ディナーの売上・客数・商品動向を3ヶ月分析。傾向と今後の施策を提案します。

1日平均売上

−18.7%

¥80,788 → ¥65,111

1日平均客数

−22.0%

53.2人 → 41.5人

客単価

−12.0%

¥1,879 → ¥1,654

ディナー客単価

−26.4%

¥2,416 → ¥1,777

月別 主要KPI推移

4月・5月・6月の1日平均売上・客数・客単価

📌 最重要シグナル

前回分析時点(5月)では「客単価が上がっているから良い傾向」と見えたが、6月データを加えると売上・客数・客単価のすべてが3ヶ月連続で右肩下がりという、より深刻な構造が見えてきた。特にディナー客単価の−26.4%は要注意。

主要商品 月別販売数量

あいがけが5月から登場し急成長、カレープレートは継続的に減少

4月 5月 6月(〜6/12)

🔄 注目トレンド:カレープレート離れ、あいがけ・高タンパクへの移行

「カレープレート」は4月300個→6月54個(月換算で-70%以上)と急減。代わって「あいがけ」(5月新登場、月換算100個超ペース)と「高タンパクカレー」(4月0→6月36個)が伸びている。顧客の好みが定番から多様化・健康志向メニューへ移行している可能性が高い。

ランチ・ディナー 客単価比較

ディナー客単価が3ヶ月で大きく低下

4月 5月 6月

ランチ客単価

+11.3%

¥1,343 → ¥1,495

ディナー客単価

−26.4%

¥2,416 → ¥1,777

ランチ客数(1日平均)

−28.6%

41.7人 → 29.8人

ディナー客数(1日平均)

+2.1%

11.5人 → 11.7人

⚡ 構造変化:ランチとディナーで逆方向の動き

ランチは客数が減っているが客単価は上昇(高単価メニューへのシフト)。一方ディナーは客数はほぼ変わらないのに客単価が大きく下落しており、アルコール・コース・つまみなど高単価要素の利用が減っている可能性が高い。5月にあった「コース」(月12.4万円)が6月データではほぼ消えており、これがディナー客単価下落の主因と考えられる。

曜日別 平均売上・客数

金曜日が最も高く、土曜日が客単価面で弱い

平均売上 平均客数

🌡️ 気温との関係

気温と売上の相関係数は+0.03とほぼ無相関。気温そのものより、天気・曜日・施策(看板変更など)の影響の方が大きいと考えられる。ディナー客単価が高い日(晴れの日が多い)は売上全体との相関が+0.69と強く、天候が「ディナー利用するかどうか」の意思決定に影響している可能性がある。

3ヶ月のデータから導いた優先施策。最重要課題は「客数減少の食い止め」と「ディナー単価の立て直し」。

最優先

① ランチ客数の下落を止める(−28.6%は危険水域)

4月41.7人→6月29.8人と急落。客単価が上がっていても、これ以上客数が減ると総売上の下支えができなくなる。近隣エリアでの新規認知施策(A1看板の継続的な刷新・SNS発信頻度UP・Googleマップの口コミ強化)を最優先で実施すべき。

最優先

② ディナーの「コース」「アルコール」需要を再活性化

ディナー客単価が¥2,416→¥1,777と大幅下落。5月にあった「コース」提供がほぼ消えていることが主因の一つ。コースメニューの再導入・期間限定の飲み放題プラン・SNSでのディナー訴求強化で、客単価の高い時間帯を立て直す。

重要

③ あいがけ・高タンパクカレーを看板商品に押し上げる

あいがけは5月登場後すぐに月100個超ペースの人気商品に成長。高タンパクカレーも継続的に伸びている。一方でカレープレートは急減中。メニュー表での見せ方を変え、「あいがけ」「高タンパク」を看板に押し出すことで新規顧客の興味を引きやすくなる。

重要

④ 金曜日・ディナー帯を中心に予約導線を強化

曜日別では金曜が最も売上が高く、ディナー利用も多い。金曜夜の予約・コース案内を強化し、固定客化につなげる。

中期

⑤ 物販の継続的な拡充

クラフトカレーブラザーズなどの物販商品は安定した売上源。グッズ(Tシャツなど)の展開も含め、店内でのクロスセル提案を仕組み化することで客単価を継続的に押し上げられる。